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月曜日, 10月 27, 2003

客層が微妙です。
行ってきました観艦式。 その1 




と、いうわけで観艦式に行ってきました。(詳細は下記のentryを)。

集合は朝8時30分までに「京急田浦駅から徒歩30分の横須賀港」・・・。
(実際は、徒歩15分くらいでした)。
とてもではないのですが、東京の東側の住人の私は、そんな早く京急田浦まで行けないので、
京急田浦から2駅横浜よりの金沢八景に前泊しました。

観艦式は海上自衛隊の軍艦に観客が乗って、観客が乗っている以外の
軍艦潜水艦ヘリコプター飛行機などなどを見るイベントです。

しかし、このイベントが開催されるのは伊豆半島の先の方の海。
横須賀からは、3時間以上の船旅です。
しかもお客さんを乗せているとはいえ、軍艦のため、朝の9時に出航して17時に帰港するにも関わらず
食事とかはでません。そんなわけで友人とコンビニでおにぎりを買って行きました。
(アイスクリームと飲み物と海上自衛隊グッズは、船の中でも売っています)。

友人と私が乗船したのは、潜水艦救護船「ちはや」
あの"えひめ丸事件"の際に、ハワイでえひめ丸のサルベージに参加した船です。
乗船の際に、海上自衛隊のパンフレットや、「ちはや」の説明書、ピンバッチを貰いました。

前述のように、客船ではないため、「ちはや」には座席もありません
乗船するときに配布される毛布を甲板に下敷きにして、強風の甲板で約半日過ごすしかありません。

約1000人の乗船客が、甲板や通路に毛布を敷いて、座ったり寝ていたりする光景は、
まるで救助された難民のようでした・・・。

友人と私もヘリポートっぽい船尾の「飛行甲板」に毛布を敷き、安住の地をゲットしました。
そして腰を落ち着けて周囲の乗客を眺めると、なかなか興味深い客層なことを発見しました。

1:友人と私のような「偶然、チケットが手に入って珍しいモノ見たさに来ました」という若者
2:秋の行楽の一貫として来ている家族連れ+デートの代わりのカップル

ここまではオッケーです。
微妙なのはここからです。

3:海上自衛隊をリタイアして、懐かしくて来たオジサンたち。もしくは老夫婦
4:自衛隊がすっごく好きな、怪しいファッションの若い(?)おにーさんたち

3と4が微妙なのは、マナーの悪さにあります。
3のオジサンたちは、おそらく自分が乗船していた船の名前入りのキャップを被っているので、判別が簡易です。
4は言わずもがな・・・。

3のオジサンたちは、久しぶりに海上自衛隊の船に乗れたのが嬉しい余り、
禁止されているはずのアルコール(日本酒)
ミネラルウオーターのペット・ボトルに入れて持ち込んでいます・・・
そして、出航前から宴会モードです。
出航後ですが、オジサンたちは、若い「ちはや」の船員に、
「おれたちは40年も海上自衛隊で働いたんだから、案内しろ!」と無理難題をふっかけていました。

4の人たちは、やたらでかい、一眼レフのカメラと三脚を持ち込んで、
みんなが景色を見るために空けてあるスペースに遠慮なくおいていきます・・・。

普段接しない3,4の人たちにあって、出航前から胸いっぱいでした。


つづく


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