本日（正確にいうと昨日5日です）、ポルノグラフティのコンサートのため、
さいたまスーパーアリーナに行ってきました。

私はポルノグラフティのCDを1枚も持ってませんが、
諸般の事情でチケットが手に入りまして行って参りました。

さいたまスーパーアリーナは「さいたま新都心駅」にあります。
そこから徒歩3分くらい。
改札を出て目の前に建物がみえるのに着くには結構、時間が必要です。

会場は横浜アリーナみたいな円形ホールを想像していたのですが、
円形ホールを半分に切った、半円系の会場で普通のホールみたいになっていました。
MCで言っていたのですが、収容人員は6000人だそうです。
会場に着くと席は前から10列目のど真ん中。まれに見る良さです。

舞台の奥に橋のようなものがかかっていて、演奏するのはその下になっています。

仕事終わりに駆けつけたので、着席とほぼ同時にコンサートがスタート。
舞台の両端にあるスクリーンにアゲハ蝶の画像（イラスト）が流れます。
すると、ポルノグラフティではなくて
天使のような男の子（演じているのはおそらく女性）と
お姫様のようなきれいなお姉さんが出てきます。
2人ともギリシャ神話みたいな服装をしています。

今回のコンサートはこの2人の出会いと別れの話が
合間合間に挟まれて進行していきました。
（ポルノの曲やインスト曲に合わせて4〜５曲ごとに、この2人が出てきます）

この演出はｱﾘ！です。
私はポルノの曲はシングル曲しか知らなかったのですが
この演出によって結構楽しめました。

全体的に期待したとおり、ポルノグラフティはアキヒト氏の歌が抜群に上手く
しかもベースのタマとギターのハルイチも、圧倒的にかっこいいです。
要約すると、（おそらく世間で思われているよりも）質の高い方々だと思われます。

多くの場合、ギターのいるバンドでもコンサートの時は、
サポートのギターやベースが入ることが多いのですが
ポルノは完全に自分たちだけでやり切っていて本当に素晴らしいです。

いかんせんシングル曲しか分からないため、セットリスト（曲順）は分かりませんが
印象的だったのは「渦」という曲です。
多分、このサイトで試聴できます。

渦は普通にTVなんかで見て「難しい曲だなあ」と感心していたのですが
生できくと、感心ではなく感動します。
あんな難曲（でもいい曲）をCDと寸分の違いなく（というかCD以上に）
歌いこなすアキヒト氏には感動しました。

ちなみに個人的感想としては、コンサートの主要客層が２０代女性。
男女比率0.5：9.5というのは、
なんつーか、ポルノグラフティにとって良くない気がします。
余計なお世話ですみません

あんな質の高い演奏できるのに、このままではアイドル化してしまいます。
その前に、もっと骨太路線の曲（「渦」もその１つ）を増やして、
ポルノをアイドルではなくて、ちゃんとしたロックバンドとして聴く層を
ゲットした方が良いと思います。
じゃないと、あんなすごいのに勿体なさすぎです。

今年、１５本くらいコンサートを見てますが（フェスも含めて）
このコンサートは3指に入る感じでした。
欲を言えば「アポロ」が聴きたかったです。

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