月曜日, 12月 29, 2003
生粋の下町育ち、浅草を行く
地元民の変化球な浅草観光案内
本日の昼間、浅草に行ってきました。
「浅草」というと古き良き東京を彷彿させる数少ない観光スポットです。
が、私は元から東京の東側育ち。
浅草は物心ついたときから通う「近所」だったりします。
そんなわけで本日は、久しぶりに東京の紹介を。
「下町育ちが紹介する正しい(?)浅草の楽しみ方」編です。
今まで、こんなシリーズはなかったような気もしますが。
1 :浅草寺攻略法
浅草といえば、浅草寺と浅草寺の入り口である「雷門」が有名なわけです。
しかし、浅草寺を正攻法で攻めてはひたすら混んでいます。
なので裏道を使って簡単に浅草寺に突入する方法を紹介します。
(というか、私の実家の人々がお参りに行く時の道筋を紹介するだけです)。
私はここ10年くらい、雷門をくぐったことがありません。
理由は単純で混んでるからです。
みんな写真とっている上に、ここ数年は人力車が邪魔です。
しかし、浅草に来て浅草寺に行かないのは失礼。
と実家のしきたりできまっています。
じゃあどこから入るのかというと
表から入ると混むので、「観音裏」から浅草寺に入ります。
地元では観音様=浅草寺のことです。
観音裏とは、浅草寺のお堂を挟んで、雷門の正反対の入り口のことです。
「浅草寺病院」と「雷5656(ゴロゴロ)会館」が目印です。
観音裏から入ると空いているし、本堂が近いの簡単に観音様に近づけます。
本堂に入ったら、まず50円を支払って「ろうそく」を立てます。
小さい頃からやっているのですが、なぜろうそくを立てるか未だに不明です。
そして、お賽銭を投入して、観音様におまいりです。
しかし。ここで安心してはダメなのです。
浅草寺内には、たくさんのお堂があります。
かなり目的別(台所の神様、お裁縫の神様・・・)に分かれているので
自分の目的に適った神様を、本堂以外にもう1つくらいお参りしておきましょう。
ちなみに私は小さい頃から、台所の神様「荒神様」を必ずお参りすることになってます。
荒神(こうじん)様は五重塔の左側にあります
お参りが終了すると、買い物に行きます。
しかし、参道である仲見世はいつでも日本人・外国人を問わない観光客で混んでいます。
そこでお薦めするのが、仲見世の裏側を通ること。
仲見世は見られませんが、それなりに下町を彷彿させるお店はあります。
仲見世の裏を突っ切って、雷門の前に出ると、そんなに人ごみにも合わずに
雷門の観光も出来ます。
2:ご飯編
浅草というとなんか老舗の食事所がありそうな雰囲気ですが
新参者も多く、老舗のお店を見極めるのは難しいです。
そんな中、実家でよく行くのが、しゃぶしゃぶその他和食の「今半」。
なんだ有名じゃん!と思うのはまだ早いです。
新仲見世どおりにある、今半本館は混んでいるので
先に紹介した仲見世の裏通りにある「今半別館」を狙うべしです。
本館より空いています。
洋食だと「ボンソワール」というレストランがお薦めです。
場所は非常に説明し辛いのですが(イタリアンの「カプリチョーザ」が横にあります)
古き良き洋食が食べられます。まさに老舗な感じです。
但し難点は、店員さんの高齢化と料理と料理の間が異常に時間がかかることです。
急いでないときに行くとよい感じです。
古きよき洋食屋といえば、観音裏の「雷5656会館」の並びにある
「大阪屋」(マンションの1Fに入っている。昔は平屋だったのに・・・)も老舗です。
ここも出てくるのは遅いですが、それなりに下町感覚を味わえます。
急いでいる方は、「与ろん屋」のラーメンがお薦めです。
和風系のラーメンです。
お茶をするのには、銀座線の浅草駅に近い「珈琲ハロー」が下町ちっくです。
大黒屋の「天丼」とか、三定の「天ぷら」とか、ちんやの「しゃぶしゃぶ」とか、
「神谷バー」の電気ブランとか、「駒形どぜう」とか有名ですが、
変化球な上記のお店は、寄ってみる価値アリ!です。
と、今日はひねりもなんにもない完全に浅草の観光案内になってしまいました・・・。
なぜなら酔っ払いなため、頭が働いていないのです・・・。
ラベル: ねた。
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