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火曜日, 2月 17, 2004

東京に最も近い秘湯「湯西川温泉」 



やっと体調が回復しました。
ウィルス性腸炎というのはとても恐ろしく、急転直下で具合が悪くなります。
皆様もご注意を・・・。

ところで、温泉なるものに先週行って来ました。
場所は栃木県の湯西川温泉です。
東京から電車で行く場合、東武鉄道で行きます。渋いです。

ルートは
浅草or北千住→→下今市→鬼怒川川治温泉湯西川温泉駅
と、ここまでは午前中に2本午後に1本出ている
急行 南会津」or「快速 会津田島」で直行でいけます。

湯西川温泉駅で電車を下車しても、そこは湯西川温泉ではありません
そこからバスで小一時間山道を行くと、ちょっと開けた街に着きます。
そこが湯西川温泉です。栃木県なのに着くのに4時間くらいみた方が良いです。

東武鉄道は色々渋く
まず浅草駅の乗降客の年齢層が高いです。
例えば箱根に行く小田急線の場合、新宿は明るい感じです。
浅草はちょっとグレーが入っていると思っていただくと分かりやすいかと・・・。


さらに渋いのが「急行」電車
急行なのに、「急行料金」がいります。
普通、急行は特別料金がいらないような・・・
シートがリクライニングできない止まる駅数急行料金のいらない快速とほぼ同じ
なのに、私が乗った「急行 南会津」は満席でした。
良い商売しているなあ・・・東武鉄道。

そんな渋い東武鉄道に乗って着いた湯西川温泉も相当な秘湯です。
ちなみに湯西川は一面の雪景色。めちゃくちゃ寒かったです。

湯西川温泉の秘湯ぶりを紹介すると

1:ケータイが圏外(ボーダフォンの場合。ドコモは入っていました)
2:どこに行っても、同じ電車に乗っていた人がいる
3:しかもその人は、旅館で隣の部屋だったりする
4:名物の湯豆腐屋に行ったら、売り切れだった挙句、メニューが「豆腐」以外ない(ご飯もない

5:橋の上から、いくつかの旅館の露天風呂が丸見えなのに、余り気にしていない

などなど・・・です。

湯西川にたどり着く方法少ない
(途中雪道なので、雪対策のない車は走れないので電車でくる人がほとんど)
観光地が少なく、旅館も限られているので、本当に「あ、この人、電車で隣だった」というのばかりです。

真面目なことを書くと
湯西川温泉は、平家の落人が隠れた「隠れ里」で、
鶏を飼わない(コケッコーというから)、こいのぼりをあげない(昔、こいのぼりをあげて源氏に発見されたため)
などの言い伝えの残っている、風情のある街でもあります。

鬼怒川とか箱根とか人の多い温泉に飽きた方へお薦めの温泉です。


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