先週の末から今週にかけて北海道に行きました。
行き先はニセコと札幌。
ニセコはスキーで札幌は観光です。
下記のentryにもちょこっと書いたのですが、
本当に荒天で色々なピンチを乗り越えた旅行だったのです。

私は北海道に行くのはスキーや仕事などで20回目くらい。
結構、東京人としては回数が多い方だと思います。
スキーだけでも10回以上行ってると思います。

しかーし、今まで一度も北海道に行って「雪で飛行機が飛ばない」という事態には
遭遇したことがありませんでした。
が、今回、飛行機以前の問題で
私の宿泊していたホテルまでの国道が大雪のため閉鎖。
ホテルに監禁状態になってしまったのです。

もちろんフロントは大混乱。電話も大混乱。
私はその日、ニセコから札幌に向かうバスに乗るハズだったのですが
そんなものは当然きません。
旅行会社に電話をしても、「いつになるか分かりませんが迎えには行きます」という返事。

私たちは最悪、
札幌宿泊の予定をニセコにこのままいることにすればよかったのですが
必死なのは、当日、千歳空港から帰る予定だった人たち。

思わずその様子を観察してしまいました。

一番、多いのは嬉しそうな人。
会社に電話して、
「いやー千歳空港が封鎖されちゃって。すみませんが明日も休みます」
とか結構、トラブルを楽しみモードです。

次に多いのが、焦る人。
「とにかく千歳にいける方法はないの？」
とかフロントに詰め寄っています。
が、そんな方法はないので、焦る人はどんどん追い詰められていきます。
「飛行機のチケットってどこに行けば買えるの？」とかも聞いています。
だーかーら。
「売ってる場所を教えてもらったって、ホテルからは出られないのに」。
と心の中で私は突っ込みをいれていました。
そして、「そんなもん電話だってネットだって買えるよ」…とも。

そして、一番えらいと思ったのが、ホテルのフロントに
「すみません。今日の部屋って空いてます？」
と、まずしっかりと宿泊地を確保する人。しっかりしてます！
ホテルのロビーでは北海道に住む友人らしき人に電話をかけて
「久しぶり！今日、偶然、北海道にいるんだけど泊めてくれない？」
と聞いているおねーさんもいました。
偶然というのは嘘だと思いますが、これもしっかりしてます！

で、私はというと、バスが来ないのが分かった途端に、
なぜか友人とゲーセンでゲーム大会。
「いつか来るなら、来るまで待ちましょ。最悪、ホテルの床で寝ても仕方ないよね」
と、なるようになるさ、モードに突入。
ゲーセンやロビーの喫茶店には同じように「適当に待とう」モードの人が
意外とたくさんいました。酒宴を開いている方々も。
私はこの性格で数々、痛い目にあっているのですが…。

みなさんは、こんなトラブルに遭った際はどのモードに突入しますか？


ちなみに私は夕方、国道が開通した瞬間に来た
予約制の地元の札幌行き路線バスに拾われて、
予定より1時間遅れだけで、札幌についたのです。

この勝因（？）は、ロビーの喫茶店でのんびりお茶を飲んでいたこと。
喫茶店の横で、フロントのおにーさんが路線バスが来たことを怒鳴りだして
何食わぬ顔で、路線バスの列に並び、全く予約していないのに乗ってしまったのです。

その夜、予約に間に合ったビール園でビールとジンギスカンを楽しみながら
危機感はもうちょっと抱いた方がいいかも、と友人と反省会を開きました。

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ラベル: ねた。, 東雲キャナルコートcodan