火曜日, 5月 18, 2004
街のバイク屋さんで意味不明な質問をする
足回りを手に入れるシリーズ その2
スクーターの何も分かっていないくせに、
異常に「買いたい!」熱が高まった私は、
ネットで検索し、ネットで解消できない疑問点を
街のバイク屋さんに聞きに行くことにしました。
私のような原付初心者に送るルポルタージュ第2弾です。(多分)。
一応、最大の疑問点はHONDAのTODAYとSCOOPYは
ほぼ同じデザインなのになぜ値段が10万円近く違うのか?
ということだったので、HONDA製品を扱ってそうなお店へ。
実はお店を数件見るまで、YAHAMAとかHONDAの
系列に分かれていることも知らなかったんですが…
お店の店頭で初めてTODAYに遭遇。
予想以上にタイヤが小さくて、車体が丈夫なことにびっくり。
マジマジと眺めていると中から親切そうなおじさんが登場しました。
私:「あの。スクーターが欲しいんですけど、私は原付に
人生において一度も乗ったことがないんですが、すぐ乗れるものですか?」
店:「自転車、乗れます?」
私:「あ、自転車は乗れます」
店:「じゃあ大丈夫です」
この会話が一言目でした。
あのー。
自転車乗れると乗れるもんなんですか?
私は2段階右折のやり方とかすっかり忘れているんですが
大丈夫なんですか?
とか、疑問に思いまくりですが。
置いておいて。
最大の疑問を解決すべく、TODAYとSCOOPYの差をたずねました。
私:「TODAYかSCOOPYが欲しいんですが、なんでこんなに値段が違うんですか?」
店:「それはエンジンの違いですね。水冷と空冷なんですよ」
私:「は?水冷?空冷?」
店:「(えんえんと説明)。で、遠乗りとかしないようでしたらTODAYで十分です」
ここで私はかなり説得されました。
かいつまんで説明すると水冷の方(=SCOOPY)が静かだし、スタートとかも良いようです。
が、私の初心者っぷりと余り遠出しなさそうな雰囲気を察したおじさんは
安いTODAYを薦めてくれたのです!好意的!
このまま危うく買いそうになったのですが、ちょっと待てよ。
TODAYには色が6色くらいあるのですが、
店頭にはシルバーと黒の2色しかありません。
変な色が好きな私はこんなシンプルな色はいやです。
私:「あのーほかの色って注文ですか?」
店:「えーっとですね、ほかの色は売れないんで受注生産になるんですよ」
私:「おおっ。注文したらどれくらいかかるんですか?」
店:「仮にHONDAに在庫があれば1週間くらいですが、ないと2ヶ月くらいですね
中国生産なんですよ」
私:「(うーん。2ヶ月でもボーナスにちょうど良いくらいかなあ…)中国製でも問題ないです!」
店:「黄色とか昔は流行ったんですよ。
でも今は全く売れなくてねえ」
私:「うーん。確かにあんまりみないですよねえ。」
店:「あと白は傷が目立つっていう理由で、意外と売れないんですよ
ほかのピンクとか水色は好みが分かれるから、地域によって売れるものが全然違うんだよねえ」
私:「へえ?(トリビア風)」
店:「で、売れ筋のシルバーと黒しか大量生産しないんだよねえ」
とまあ、変なところで勉強をしてしまいました。
色はかなり悩んでいるのでパンフレットを貰って考えることにしつつ。
ここで私はほぼTODAYを買う意思を固めてみました。
で、最後に色々疑問に思っていたことを聞いてみます。
私:「あのーガソリンってレギュラーなんですか?(軽油じゃないですよね、の意味)」
店:「もちろん。ハイオクは外車くらいだよー」
私:「(…。そーだよな。軽油じゃないよな。じゃあ軽油って何に入れるんだろうと独り言…)。
あとヘルメットっているんですよね」
店:「バイクはいるよー。原付ももちろんだよ」
私:「ですよねー。あとナンバープレートって
どこに行くと貰えるんですか?」
店:「それはうちが登録代行しますよ。
どこのお店でもそうだし、
お客さんの場合は自分でやるより初回はやってもらった方がいいよ」
メチャクチャ最もな意見です。
スクーターに軽油をいれようとし、危うくノーヘルで乗ろうとしていた私には
ナンバープレートの取得はかなり高いハードルです。
というわけで、
親切なバイク屋さんのおじさんに負けて、TODAYを買う日も近そうです。
ラベル: 東雲キャナルコートcodan
Comments:
コメントを投稿