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月曜日, 11月 29, 2004

CHAGE&ASKA two-five@武道館に行ってみました
たとえ宗教っぽくても私はCHAGE&ASKAファンです… 

ちょっと前のentryで
CHAGE&ASKAの25周年記念「熱風」ライブ@お台場
に行ったと書いたと思ったら、

今度は
日本武道館で開催された
CHAGE&ASKA25周年記念コンサートツアー「
two-five
というのに行ってきました。

かれこれ
10数年CHAGE&ASKAのコンサートに行き続けているのですが
こんなに短いスパンでCHAGE&ASKAのコンサートに行くのは久しぶりです。
昔は
東京公演は全部!とか行っていたのですが、
最近はそんな元気もなくなっております…。
でも行ってしまうC&Aのコンサートの魅力…。
CHAGE&ASKAの真髄はライブにあるのです。

というわけで今日はそのレポートを少し。
セットリストは、ほかに正確に掲載されている人がいるでしょうが念のため。
(相当、不正確だと思いますが…)

オープニングフィルム(今回はドラマではない。残念!)
On Your Mark/ripple ring/HUNG UP THE PHONE/MC(恒例の「待たせたねー」)/LOVE SONG/
MC(「最近、曲作ってないとみなさん思っているでしょうが本当に作ってません。
でもC&Aは牽制し合う関係なのでもしかしたら相棒は作っているかも」byASKAさん)/
36度線/僕はMusic(新曲)/crossroad(新曲)/MC(ここで「座りましょうか」byASKAさん)/
心に花の咲くほうへ(ASKAソロ)/SOME DAY(CHAGEソロ)/
ここで二人も座ってMC(「武道館燃やそうか事件」と「MULTI MAXのWINDY ROADで紙飛行機事件」という武道館を利用できないピンチに陥った話を主にCHAGEさんがする)/
群れ/(熱風ライブと同じバージョンで)熱風/21世紀/光の羅針盤(コンパス)/
sons and daughters-それより僕が伝えたいのは?/(ここで会場立ち上がる)/
NとLの野球帽/青春の鼓動/僕はこの瞳で嘘をつく/YAH YAH YAH/SAY YES/
MC(CHAGEさん「ずーっとツアーをやってるけど今日のsons and daughtersは新鮮でした」/
not at all/MC(「ファイル交換で音楽ができる時代、ライブは最高の贅沢です」ASKAさん)/
WALK/エンディングフィルム(今日のライブの総集編。恒例のSee Ya!なし。残念!)

こんな感じです。
一部CHAGE&ASKAのコンサートに行ったことのある人にしか分からないこと
書いてあると思うのですが、気にしないでください。

今回のコンサートの何がよかったって。
久々に
前衛的なアレンジがされていない素の「僕瞳」、「YAH YAH YAH」等が聞けたこと。
90年代後半の彼らのライブの王道が再現された感じでした。

two-fiveのテーマは「
25周年は音楽と出会いあってこそ」という感じの
ひじょーにメッセージ性の強いもので。
ASKAさんがWALKの前に
人は願うものがある限り、果てしない
というフレーズを読み上げるのですが、
このフレーズがオープニングフィルムでも頻繁に流れていて
これが
今回のメインテーマのようでした。

CHAGE&ASKAのファンは「ASKA様信者」と「CHAGE兄愛してるぜ!
の二派に主に分かれるのですが、
前者の方々には久々に、たまらない(うれしい)感じのコンサートだった
のではないかと思われます。

私は思いっきり後者なので、ASKAの情感たっぷりの詩の朗読を聴いて
「おーASKAワールド!」と感心するだけだったのですが、
周囲の
ASKA様信者と思しきお姉さまは、
お祈りを捧げるように眼がウルウルでASKA様のお言葉を聴いていました

私もむかーしは「
Pride」という曲で
ASKAさんが祈りながら「
マリアが、見えた」と言うとき
ちょっと
宗教がかっていてびびってたのですが、
すっかり慣れてしまい、
「ASKAワールド」にも納得できるようになってしまいました。
前のentryではないですが、
慣れとは恐ろしいです。

でも決してASKAさんは嫌いではないのです。
シングル曲のほとんどはASKA曲なので
世間的には「
ASKA曲=CHAGE&ASKAの曲」になっていると思われるし、
今回でいうと「
群れ」なんて秀逸な曲だと思います。
ほかにも「
On Your Mark」は何度聞いても良い曲だと感動でした。

あとは「
sons and daughters」。
この曲はまだ、C&Aが全盛期(ってSAY YESから3年くらいかな?)に
出た曲でCMにも使われていたので知っている人も多いのではと
思われますが、
ア・カペラのちょー良いASKA曲です。
(「かぜかおるー。そらかけるー。」っていう曲です)

今回はこの曲で事件発生
毎回やっているのかな?と思ったのですが、
どうもCHAGEさんのMCから
今回が初だと思われる
事件をASKAさんが仕掛けました。

それは。
この曲は前述どおり
CHAGEさん&バックバンドのアカペラの前奏で始まるのです。
そしてASKAさんが「雨にも?、風にも?、負けない心で?」と歌いだすはずだったのです。
が。
この日は違いました
ASKAさん、順調に「あめ」まで歌った瞬間に
雨の日にさあ…」といきなり悩みだして歌がストップ
一瞬静まり返る会場。そして爆笑。CHAGEさんも爆笑。
「雨が、雨が」と言いながら悩み続けるASKAさん。


これは…。
どうも
ASKAさんが仕掛けた「どっきり」のようでした。
この曲はさすがに
CHAGE&ASKAにとっても相当むずかしい曲のようで
前もコンサートで歌いだしが合わずに
何回か歌いなおしたことがあったのですが…。
その曲でどっきりを仕掛ける
ASKAさんって何者?と思いつつ。
今回のコンサートで一番、笑いました。

CHAGEさんは相当ダメージが大きかったみたいで
間奏でも堪えきれずに笑っていました。
それでも
2番の歌いだしを朗々と歌いだすCHAGEさん
やっぱこういうといころが
C&Aなんだよなあ…と感動してしまいました。
(本当のプロとはこういうもんだ!という意味です)

CHAGEさん、この動揺が後を引いていてか、
いつもは滑らかに漫才師(綾小路きみまろばり)のようなMCをする筈なのに
この日はかみまくっておりました

で、私は
CHAGEファンのCHAGE&ASKAファンなので、CHAGEさんの話を。
今回も相変わらずCHAGEさんの歌は素晴らしかったっす。
(もちろんMCも。それが楽しみの半分だったり…みたいな)

TVでCHAGEさんがソロというかメインで歌うところを見たことある人
ほとんどいないと思われるですが。
CHAGEさんは本当に歌がうまいっすよ。声きれいだし。
何よりも、
CHAGEさんの歌の魅力は、曲に合わせて本当に歌い方が変わるところ
今回、MULTI MAXの「SOME DAY」を歌ったのですが、その後の「NとL」とは
歌い方が180度違い、この表現力の凄さは本当に惚れます。

どうも新曲の「
crossroad」が
久々に
CHAGEさんが歌い上げる系のバラードのようなので、相当期待です。
告白(SAY YESのB面)」以来のB面ブレークなのでは?という感じです。
(注:CHAGE&ASKAファンの中ではSAY YESよりもB面の「告白」の方が人気があったりします)。

新曲ついでに言うと、12月8日発売の「僕はMusic」も、
今の時代に、はやるかどうかは不明(というか難しそう)ですが
私は最近のCHAGE&ASKAの曲の中では、
(遅すぎた感はありますが)実験的で相当好きな部類でした。

で、書き続けるとキリがないので。そろそろやめます…。

私はライブとロックフェスに行くのが趣味なのですが、
誰のライブに行っても。フジロックに何度行っても。
CHAGE&ASKAのコンサートはやめられないのでした。
正直、C&Aのコンサートを見ると
フェスとかで見る若いバンドたちは「まだまだ甘い!」と思ってしまうのです。
アカペラの曲の途中で、ぶち切られても、そのまま歌い直せる、
たくましさを持たないと25周年は迎えられません…

最後に。
CHAGEさん、来年ソロやるならMULTI MAX復活させて、フジロックに出てください。
と願いを書いておきます。


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