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水曜日, 2月 04, 2009

CHAGE ポピュラーウィーク 2009 Produced by 大友直人@東京文化会館 2009年2月4日に行く。
CHAGEさんの口から語られたこと
 


2009年2月4日、東京文化会館で開催されたCHAGE兄のライブ
CHAGE Popular Week 2009 Produced by 大友直人
に行って参りました。

活動停止から初めてCHAGEさんが、っていうかASKAさんも含めて
人前に出てきたのが今日のコンサートでした。

昨年もCHAGEさんは、東京文化会館小ホールという
キャパ600人の音響の良い、クラシック専用のホールでコンサートをしていました。
CHAGE兄は相当、会場がお気に入りの模様でした。

で。肝心の活動停止については、
きちんとCHAGE兄の口からしっかりと語られました

セットリストは以下の通り。

2009年2月4日(水)@東京文化会館小ホール
CHAGE Popular Week 2009 Produced by 大友直人
【セットリスト+感想】

最初に大友直人氏から挨拶
「普段、クラシックに利用されているこのホールを1週間だけPopsに使う。
ということで、3年前から始まった企画です」
「今日は非常に満員でCHAGEのファンばかりだと思うけど、
同じホールで色々なアーティストを見るのは良い経験なので、ぜひ明日以降も来て下さい」
との話。「同じホールで...」のくだりが、クラシックの方っぽいなあと思いました。

アコースティックライブなので、
ギターの吉川さん、ベースの渡辺さん、パーカッションのおねーさん(すみません、名前覚えます)という布陣。

1:遠い街から(from MULTI MAX 「HUMAN」)
「あなたは旅人、わたしの恋人...」で始まる優しい歌です。
まさかMULTI MAXから来ると思わなかったので、びっくり!
前にも書いたのですが、「HUMAN」はマルチマックスの中で最も好きなアルバムなので
すごーいうれしかったです。

2:一杯のコーヒーから(服部良一の1934年かな?の曲)
知らない曲だなあ...と思ったら、なんと昭和10年代の曲でした。
そうは聞こえませんでした。蘇州夜曲といい、服部良一はすごいなあ

MC:
JR上野駅公園口から徒歩1分、2009年2月4日水曜日...ようこそ、お騒がせしてますCHAGEです」
「みんな楽しんでる?」「今夜のメニューはおまかせで良いでしょうか?」
「みんな聞きたいことがあると思うけど、それはまた後で」
「去年はギターの吉川さんが60歳で、僕が50歳で、ベースの渡辺くんが47歳
007で格好よかったけど、今年は118で、そんな数字、番号案内でもないわ!!
「先ほど歌った曲は、服部良一さんの曲で1934年の曲新曲ですって言えば逃げられるかも
全然、今歌っても色あせないでしょ」

「今回のこのバンドでアルバム作ってます。ずーっと一緒にいるので、ステージに上がっているのが変な感じ」
「4人だからバンド名をつけようと思ったけど、色々大騒ぎで付けられなかったので募集します」
blogが復活すると思うので、そこに書き込んでね」

「愛をこんもりこめて歌います」
「春の歌を一足先に歌います」

3:花暦
古いCHAGE&ASKAの歌を今聞くと、けっこう良くてびっくりします。っていう1曲。

4:嘘
定番中の定番。ですが、やはり何回聞いても良い曲です。

5:告白
これも定番中の定番。
CHAGEさんの歌いっぷりが、とてもとても感情たっぷり本当に告白しているみたいでした。
月も氷のつめたーさ」のところの歌い方が、とても切なそうで、聞いていてCHAGE固めでした。
告白か嘘か定かではないのですが、ウクレレを抱きしめながら歌っていて、さらに惚れました

MC:
JR上野駅公園口から徒歩1分、2009年2月4日水曜日...」を繰り返す
この台詞の後に今日、色々なバージョンの台詞がついたのですが、ここでのバージョン忘れてしまいました
「今、きっとこの瞬間も新曲が生まれています。世界中のどこかで、日本で、世田谷区かもしれないけど」
「じゃあ古い歌がどうなるかっていうと、古い歌はなくなりません」「歌は上書きされないんです
良い歌を発掘して歌うことが、大切なんじゃないかと思います」
「で、これから歌う歌は、本当に良い歌で、でも歌っていた方は昨年57歳で星になってしまいました」
35年前の歌ポプコンの大先輩で、CHAGE and ASKAのデビュー当時から知っています」
お店にいくたびに、ようCHAGE!疲れてないか?俺の歌聴けって言われて聞いていました」
「この歌を児雷也ののぶさんに捧げます

古い歌を歌いつぐという話。奇しくもASKAさんと同じ話をしてます。
このMC、CHAGE兄にしてはマジメで、しかも歌を愛しているのが伝わってきて
やっぱりこの2人はコンビなんだなあ30年一緒にやっているんだなあと思いました。

6:他愛のない僕の唄だけど(児雷也)
歌が大好きな人にとって、この歌はとてもいい曲だなあと思いました。
切なくて、昭和の良い意味の香りがしました。

7:涙そうそう(BEGIN/森山良子/夏川りみ)
ちょっとした前奏だけで、いきなり歌いだしてびっくり
一瞬、涙そうそうなのが分かりませんでした
女性の歌ってCHAGEさんに似合います。ASKAさんにもですが。

MC:
「楽しんでますか?今夜のメニューはいかがですか?
→会場拍手→「いただきました!チューボーですよの真似で)」
「JR上野駅公園口から徒歩1分、2009年2月4日水曜日...ヒューヒュー
会場シーン
ヒューヒュー」とCHAGE兄が繰り返すと、会場から「ヒューヒュー!」
「...。この会場にヒューヒューは似合わなかった秘密基地の任務(=ライブハウスのツアー)でまたやろう」
古い良い歌新しい良い歌を歌いました。合わせて良い歌のコーナーでした」

以下、コチャゲくんの話で絶好調なトークになります。
「ところでコチャゲが生まれました」(会場から「おめでとー」と大拍手)
「子どもが生まれる前に色々な人から、子どもが生まれたら人生観が変わるとか言われたけど俺は俺だと思っていた
が、変わりました!」(会場爆笑)
「今、2カ月でちょうど首が据わりだしているくらいです」
「まさかライブ中に生まれるとは思わなかったなあ…(といっても嬉しそう)」

「昨日、節分だったでしょ。で、恵方巻きって関西からやってきたヤツがあるじゃないですか」
「コチャゲが生まれたし、うちでもやろうと思って太巻きを買ってきた
「そうしたら良い方角が分からない
ネットで調べたけど、どっちが北か南か分からない
「ので、我が家で一番えらいコチャゲの向いている方にしよう!
といってコチャゲを見たらうつぶせで寝てるの!」
「仕方ないから下向いて食べているうちに、今度は起き出して、首が据わりかけだからえびぞりになって上を向いたり
右を向いたりあっち向いてほいをしているみたいで本当につかれたよ!
コチャゲのおくるみを海苔に変えて、頭から食べてしまいたい!

という一連の話を、振り付きで懸命に話すCHAGE兄
ほんとーに!コチャゲくんにメロメロなのが分かりました。
CHAGEと書いてメロメロと呼んでくれ!」と叫ぶCHAGEさん。
会場から「メロメロ!」と歓声が飛ぶ
するとCHAGEさん「エロエロじゃないぞ!結果的に一緒かもしれないが」と苦笑


8:マシュマロ
「アイシテル」ツアーから思ったのですが、この曲はライブだと圧倒的にいいです。

9:レノンのミスキャスト
懐かしい。久々に聞きました。大好きな曲です。
「ジョンレノンのニュースがー」と歌いだした瞬間、あまりにも嬉しくて拍手しそうでした。
ひとつ増えたコーヒーマグ」のとことか、
CHAGE兄が歌いながらひざの上で、マグを持つ形の手をおいたりとか、
誓いの5カ条にはー」のところで、壁があるように手を動かしたりとか、手の感情が本当に豊かでした。
ちなみに2番の歌い出し、間違ってました。一瞬、歌うのを止めて、すぐに復帰してました。
相変わらずのリカバリ力です。

10:飾りじゃないのよ涙は
いきなり!この曲ですよ。びっくりです。ジャズアレンジでとても素敵でした。照明もかっこよかった!
作詞・作曲は井上陽水なので、やっぱりしっかりした曲なんだなあと実感。
CHAGE兄にあってました。ウッドベースがとても素敵でした。

MC:
「JR上野駅公園口から徒歩1分、2009年2月4日水曜日...
いきなり飾りじゃないのよ涙はを歌ったらおどろくじゃないかこのやろー」っていうバージョンでした。
「人、驚かすの大好きなんで。50歳過ぎても変わりません」

で。いよいよ、活動停止の話をCHAGE兄が切り出しました

「今日、コンサートが始まって温かいのよ。けどちょっとアウェーというか...」
CHAGEちゃん、そんな話はいいから、何か言うことないの?ってお客さん、思っているような...」

緊張感に包まれる会場。

「色々考えて、CHAGE and ASKAは活動停止をすることになりました」
「最終的にはASKAと2人だけで話し合って結論を出しましたスタッフも入れないで。
申し訳ないけどファンのみなさんも入れないで」

会場は固まっています。

「ここからは愚痴になってしまうけど...」とウクレレを抱きしめながら
「どこでどうなったか分からないけど、上辺だけの報道で出てしまって。俺らはいいのよ。当事者だから
だけどファンのみんなを守れなかったって俺もASKAも申し訳ないって
(っていうニュアンスのことを言っていました)」

「俺はこういう性格、ちょっと油断するとずるしたくなる性格なんで、そうしたら後ろでファンのみんなが、
コホコホ、ちょっとCHAGE!サボり気味なんじゃない!って咳払いしてくれると思います」
「今日、ここからCHAGEのソロ活動が始まっています。これからもよろしく」

っていう感じの話でした。
実は肝心の話、あまりに緊張しすぎてコチャゲトークのように鮮明に覚えていません...。
CHAGEさんもちょっとやっぱり緊張していたと思います。
いつものように明るいCHAGEさんより、ちょっと言葉を選んで一生懸命、話しているようでした。

CHAGEさんが言いたかったのは、
2人が決めたことだから理解して欲しい
ソロ活動をがんばるよ
先に報道が出てしまったのは本当に悔しい
っていう感じでした。

「これからメインディッシュの魚と肉が残っているんで」

11:トーキョータワー
これもマシュマロ同様、アイシテルツアーから好きになりました。
アコースティックversionの方がいいですね。
毎日、東京タワーみている生活しているので、
この曲を聴いて数日間は東京タワーを見ると切なくなります

12:NとLの野球帽
ギターを相当きちんとCHAGE兄が弾いていました。
ちょっと崩しつつ、力強くCHAGEさんの真骨頂だと思います。

ここで本編CHAGE兄的に言うとメインディッシュまで終了

ここからデザートアンコール)。
CHAGE兄登場。BAND紹介。

これから優しいギターを」という振りで

アンコール1:星に願いを
まずはギターで「When you wish...」の部分のソロ。
次にウッドベースで続きのフレーズというインストで、主メロディー部分を一番分、弾いた後、
CHAGEさんが歌いだす構成でした。
もとはクリスマスの歌ではないので2月に聞いてもいいのですが、
CHAGEさんびみょーに英語が日本語読みになっていたような...。
それがちょっと気になってしまいました。特に「upon」の部分が...。

アンコール2:終章
同じコンサートで、嘘と終章が両方聞けるとは...。エピローグ固めにあいそうでした。

最後のMC:
JR上野駅公園口...」は今日のをすべてつなげたフルバージョンで。
なぜかおもむろにスタッフに椅子を持っていかれるCHAGEさん。
ひどいよね」と爆笑。
告知関係を一通り。アルバム09.03.25に出ることと、4月の10日連続ライブの話。
4月のライブはこちらがおもてなしするので、菓子折り持ってきてね」「うそうそ」

「色々なつながりがあるなあと思います。
コチャゲもそうだし、お客さんもそうだし、30年間一緒にやってきたASKAもそうだし」。

そして。
これからもCHAGE and ASKAのCHAGEとASKAをお願いします

アンコール3:waltz
「椅子も持ってかれたし、立って歌います。ついでだからサングラスも取ろうか
とサングラスを外すCHAGE兄。そのままwaltzを歌いだしました
マジ、waltz固めにあいました。

CHAGEさんのサングラスを外した素顔は
TUG of C&Aの会報やコンサートの最後の挨拶などで普通に見ますが、
サングラスを外して歌うCHAGE兄は、20年弱ファンをやっていて初めてみました
サングラスをしていなかったその昔の映像は見たことありますが、生では初めてです。
じーって目を閉じながら(多分)歌って、上を見つめたりして歌ったりと
CHAGEさんのサングラスがない歌う姿を見るのは新鮮でした。
ずっとサングラスをしているCHAGEさんは、
なーんとなく分かるものの、実際はどんな目の動きをしながら歌っているか分からなかったんだ
っていうことに気づきました
素顔で歌うCHAGEさん、とっても素敵でした

最後はスタンディングオベーション(というアルバムもありましたね)。
惜しみなく拍手を送れるライブだったと思います。


というわけで以上、すっごく長くなってしまいましたがセットリスト+感想でした。

で。今回のライブの全体的な感想なんですが、
CHAGE兄が言っていたように、
最初からなんとなく、会場に緊張感がただよっていたような気がします。
CHAGEさんもちょっと緊張していたのではないかと思います。
コチャゲの時はノリノリでしたが、ほかのMCの時、ちょっと慎重に話していたように思います。

歌は絶品で、CHAGEさんはアコースティックが似合うなあって、実感しました。
良く考えるとCHAGEさんソロのアコースティックは初めてなのですが、
まったく飽きませんでした。C&Aの時はちょっと気持ちが、なかだるんだりしていたのですが。

特に思ったのは、(前から分かっていたことかもしれませんが)、
CHAGEさんは女性視点が似合うことと、本当に感情豊かに歌うということです。
(実はこの特徴、別ベクトルでASKAさんにも当てはまるような気もします
今回、会場が特に小さかったので、後ろのほうだったのに表情が良く見えてびっくりしました。

最後に。
CHAGEさんの口から直接、語られた「活動休止(CHAGEさんは停止っていってました)」の話
会報以上でも以下でもないと正直、思いました。
というのは、やっぱり2人はソロ活動をやるんだ、という意思を改めて知ったということです。

でもCHAGEさんの口から直接、話を聞いて、本当によかったと思います。
会報の内容はとても誠意を持って書かれていたと思いますが、
口調や空気感は活字では伝わりません。

CHAGEさん自身を目の前にして、
ちょっと迷っているような感じで話出したCHAGEさんを見て
やっぱり私は今後もCHAGE&ASKAのファンでいるだろうな、と思いました。

CHAGEさんは何度か「僕ら」って言って、
ASKAもレコーディングしているし」とちょっとASKAさんの話もしてました。
何よりも最後に「CHAGE and ASKAのCHAGEとASKAをこれからもよろしく」と
はっきり、多分、わざと言っていました

だから私はCHAGEさんの寄りファンですが、ASKAさんのファンでもあろうと思いました。
解散を選ばないでくれて本当によかったと思います

解散だったら「僕ら」でも「CHAGE and ASKAのそれぞれ」でもなくなっていたと思うと
これまでのCHAGE&ASKAも嫌いになっていたかもしれません。

2人が今後、いつか2人で活動するかどうかという以前に、
2人がCHAGE&ASKAが残ることを選んでくれたから、
これからも2人のソロ活動を好きでいられると思います。



ラベル: ,


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