火曜日, 2月 03, 2009
TUGofC&Aを読んで
2m10cmの意味
CHAGEさんとASKAさんが、活動休止にあたってのコメントを寄せた
「TUG of C&A 2009年1月・2月合併号」が手元に届きました。
そういえば、会報はファンクラブと同じ名前です。
あまりに馴染みすぎていて、忘れていました。
実はまだ全部読んでいません。
読んだのは最初のファンクラブからの文章と
CHAGEさん、ASKAさんからのコメントだけです。
メッセージは「CHAGE and ASKAの"and"を外します」ということに凝縮されているかもしれません。
要約すると...。
最初のファンクラブからのコメントは
CHAGE and ASKAはこれまでも何度もソロ活動をしてきたけど、今度は違う。
これまでのソロ活動はCHAGE&ASKAのためのソロ活動だったけど
今度は二人、それぞれのためのソロ活動である。
話し合いはツアー「Double」が終わって、alive in liveの間にも何度も行われた。
2人だけで話し合って、「解散」についても話し合われた。
2人は当時49歳で、50歳になって今後、何ができるだろうと考えた。
けれど急転直下で「解散」は回避された。
けれどこれからのソロ活動は「いつものような」ソロ活動とは違う。
ファンクラブとしては、30周年を前にC&Aとしての情報を伝えられないのは心苦しい。
だけどファンクラブは解散しない。これまでのように、情報を伝えていく。
といった感じです。
で。CHAGE兄からのコメントは
いつの間にか「チャゲアス」としての枠にはまっていた。
そこから解放されてみようかというのが話し合いの発端だった。
30周年を前にこんな報告をするのはファンのみなさんに申し訳ないと思う。
けれど2人で話し合った末の結論。
もとからソロの2人が、偶然、コンビを結成して30年やってきた。
また気が向いたら2m10cmの距離を置いて、またステージに立つ日が来るかも。
そんなことを思いながら、お互いがお互いを気にかけながら、未来に向かって行きたい。
そしてASKAさんからのコメント。
活動休止について話し合ったのは初めてだった。
コンサートツアー「史上最大の作戦」のOPフィルムのように、ずっとC&Aを続けていくと思っていた。
けれどどこかで、お互いが求める見せ方や見え方が違ってきた。
何でそうなったのかは分からない。
これ以上、C&Aを続けていくには精神的にも肉体的にもタフでいることが要求された。
コンサートツアー「DOUBLE」の頃から、ファンの方から手紙をもらった。
分かる人には迷いが見えるんだと思った。
そんな迷いをクリアする姿を見せるよりも、二人が二人であるための姿を見てもらいたい。
今までメディアが色々、解散報道をしてきたけど、今回は自分たちの強い意志がある。
強い意志でソロ活動をする我々を見ていて欲しい。
...といった感じでした。
CHAGEさんからのコメントよりもASKAさんからのコメントの方がずっと長かったです。
予想通り...といっては何ですが、
CHAGE兄は「再び2m10cmの距離」があることに触れ、
ASKAさんは何も2m10cmの距離には触れていません。
CHAGEさんとASKAさんの間の2m1ocmの距離は、どれくらい長いものになってしまったのでしょうか。
二人のスタンスが何を意味するのか、今のファンとしてはとてもとても理解が難しいです。
期待すべきか、もう期待しても意味がないのか...。
ASKAさんが、史上最大の作戦のオープニングフィルムに触れていたことは意外でした。
史上最大の作戦ツアーのOPは、
老人になった二人が過去を振り返るというものです。
ツアー自体が回想になっているという位置づけでした。
老人になっても二人は夕方、公園で会って、
やっぱりCHAGE&ASKAだね。この時間になるコンサートを思い出すね、っていう話です。
史上最大の作戦ツアーは、かれこれ20年弱、C&Aのコンサートを見ている中で
もっとも印象に残っているツアーです。
もっとも派手だったし、もっともパワーがあったし...。
ASKAさんは史上最大の作戦のOPムービーを否定していないけど、
ASKAさんの心はCHAGE&ASKAから離れていっているんだなって思いました。
シンフォニックコンサートでも感じたことです。
ASKAさんはCHAGEさんに一言も触れませんでした。っていうかC&Aに、でしょうか。
C&Aの曲は歌ったけれど、多分それはASKAさんにとって自然なことで
C&Aの活動から心が離れることと、C&Aの歌を歌うかは別問題なんだと思います。
CHAGE兄は「らしく」、きちんと2m10cmの話に触れていました。
30周年についても、謝っていたし、本当に「らしい」と思いました。
コメントを読んで、CHAGE兄はC&Aでもソロ活動でもCHAGE兄なんだと思いました。
世間的に言えば、CHAGE&ASKA=ASKAです。
それがASKAさんとCHAGEさんの違いかもと思ったりします。性格の違いも存分にあるでしょうが。
C&Aの良さって
二人のハーモニーが真骨頂で、
CHAGEさんとASKAさんのまったく違う音楽が1つのアルバムに二人のハーモニーで納まっていて、
アルバムよりも上手い歌をライブで聴けるのがC&Aファンの楽しみでした。
前、「C&Aがなくなることは、自分にとって人生の半分を失う」って書いたのですが
やっぱりその気持ちです。今。
前向きにCHAGE兄を応援する気持ちはあります。
だってCHAGE兄大好きですから。
ASKAさんのことも応援したいと思います。
やっぱりASKAソロのライブに行くたびにASKAさんの歌には感動します。
でも2人がCHAGE and ASKAでなくなった以上、
ファンとして正直、裏切られたと思う節もあるし、心から悲しくもあります。
alive in liveの間、2人が解散に向けた話し合いをしていたのも
今、聞けばショックです。
冷静に考えると、ちょっとファンに失礼なような気もします。
解散を考えている人たちのコンサートを見ていたわけですから...。
正直、今後、ファンとしてどうCさんとAさんに向き合うのか、
当分、心の整理が着きそうにありません。
私のように人生の半分くらいをC&Aと付き合ってきた
ほかのファンの人たちは、どう思っているか、知りたいです。
ラベル: CHAGE and ASKA
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