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火曜日, 3月 03, 2009

全然、関係ないんですが真冬の米国旅行記
シカゴ、ニューヨーク、マイナス26度の旅
 


タイトル通り、C&Aとも、ロックとも、東雲キャナルコートcodanとも
そしてtokyo-lifeともまったく関係ないんですが。

冬の米国東海岸に行って、酷い目にあったという話を書きたいと思います。
というのも、自分が行く前に、散々、ネットで検索したのに
必要な情報が出てこなかったので、
きっと必要な人がいるのではなかろうか!という記録です。

冬のアメリカ、ニューヨークとシカゴ行ってきました。という話なんですが
何が日本と違うかというと、とにかく寒いわけです。
NYは普通でマイナス10度とかあり、シカゴにいたっては普通にマイナス26度とかあります。

こんなの東京に住んでいる私にとっては、まったく想像のつかない状態なわけです。
NYは札幌と同じくらいの緯度にあるらしいので
まあ、札幌に行くと思えばOKです。

服装としては、
ユニクロのヒートテックに、セーターに、分厚いダウンのコートに、マフラーに、手袋
あるとうれしいのは耳が隠れるニット帽ですが、
NYは都会のため、露骨にロシアみたいなニット帽の人はあんまりいません
しかも、スタバが多いので、あまりに街を歩いていて寒いと避難できます。
雪はあんまり降っていなかったのですが、それでもけっこう残っていました。

が。問題は冬のシカゴの服装です。
シカゴは米国の中では都会です。
マグニフィセントマイルという街の繁華街は、名前の通り、
1マイルの間ショッピングスポットが詰っていて、かなりで歩けます
治安もそんなに悪くありません
夜、1人で歩いていても、マグニフィセントマイルだったら問題ありません

私はダウンタウン、というか通称「ループ」と呼ばれている
地下鉄(っていうか、地上を走る地下鉄なんですが)「L」に囲まれた地帯から
夜に女性一人でマグニフィセントマイルまで出かけたのですが、
そんなに危険なことはありませんでした。
夜21時ごろ、本屋さんの中のシアトルズベストで1人でお茶ができ、
地下鉄(これは本当の地下を走る地下鉄)に乗って、ループまで帰ってこられました
マグニフィセントマイルとループは地下鉄で10分くらいの距離です。

といっても、私はNYの地下鉄になれているので、安全に思うだけで
日本の地下鉄に慣れている人には暗くて、ちょっとびっくりするかもしれません。
でもルール(人のいるところに一緒にいる、とか)を守れば、そんなに使えないわけではないです。

で。問題は寒さで、シカゴはミシガン湖に面しているため、非常に寒いです。
私が行った時はマイナス26度が最高気温でした。

こんなの日本では、ほとんど経験することのない寒さです。
NYの服装にセーターをもう1枚加え、耳の隠れる帽子は必須です。
ダウンはロングであることは言うまでもありません。
パンツでも寒いです。
私はロングのニットスカートにニットのタイツ、ロングブーツでしたが、本当に足は寒かったです。
外を歩くのは10分が限界でした。
あとマスクを持っていったのですが、自分の息でマスクが凍るので
マフラーで顔を覆うのが正解だと思いました。

で、限界に来たら、とにかく暖かい建物に入る、という方法で自分を解凍します。
この際のポイントは暖かいところに入ったからといって、脱がないこと
暖かいところで目一杯、温まって、外に出ないと、あっという間に寒くなります。
寒暖の差などを気にしている場合ではなく、暖かいところでは温まるが基本です。

さらに地下鉄は暖房がほとんど効いていないので脱がない。
地上駅は、上から暖房用の電灯がついて暖かい場所があるのですが、常に満員なので、
駅舎の中で電車を待つのが基本です。

シカゴでは地下鉄Lではない、郊外行きの電車で、
シカゴ科学産業博物館(Chicago Museum of Science and Industry)
にも行ってきました。
WWII中に拿捕したUボートとか、ひよこの孵化とか本物のUAのボーイングのコックピットとかが見られます。
世界初の旅客機があったのですが、よくこんなんで空を飛んだと、乗客の勇気を褒めたくなりました。
ボンバルディア機よりも、落ちる確率が高そうな雰囲気でした。
鉄道のジオラマは日本の鉄道博物館の方が上でした。

科学産業博物館のあるループより南は基本的に治安が悪いのですが、
郊外行きの電車はループ内から出て、治安が悪い地域は飛ばしていくので
科学産業博物館までは、昼間だったら治安上は問題ないかと思います。
(マコーミックセンターっていうカンファレンスホールとかを通る電車です)

電車でいった場合、ループからは30分以内で最寄り駅に着きます。
電車は1時間に1本~2本なので、
シカゴのループ駅で時刻表をpick upすることをお勧めします。
ループにある駅自体はSUBWAYやスタバがあり、電車をゆっくりと待つことができます。
改札はないので、切符を買ったら、そのまま電車に乗り、中で検札です。

科学産業博物館最寄駅から徒歩10分くらいなのですが、冬はここが要注意です。
市内は除雪されているのですが、
科学産業博物館の周囲はあんまり除雪されていないので、雪の中を10分徒歩です。
その間、お店は一軒もないので、相当な厚着と雪に滑らない靴必須です。
周囲は住宅街なので、治安は悪くありません
とはいえ、日が昇っている間だけの方がいいと思われます。
普通、車で行くようなので。

ちなみに1月は科学産業博物館の入場料はタダでした。
それを知らないで行って、入り口で「チケットをくれ」といったら「Free」と言われてびっくりでした。
シカゴ美術館は木曜の18時以降がタダだったので、
冬のシカゴは寒い分、こういう点を優遇しているのかもしれません。

っていうことを誰も書いてくれないので、書いてみました。
そもそも冬のシカゴで日本人には、ほとんど会いませんでした。
NYでは結構、会ったんですが。

必要がないといかないと思われますが、
シカゴは本当に寒いので、相応の準備が必要だと実感しました。

写真はとあるビルの上から見た、凍っているミシガン湖です。



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Comments:
近いうちにシカゴに行く予定が浮上したため、このサイトの情報は大変参考になります。
 
ありがとうございます。
シカゴは本当に寒かったので情報が役立つとうれしいです。
 
来週シカゴにいきます。このポストを読むまでナメてました。ロングのコートを買いにいきます。。。。!
 
こんにちは!ありがとうございます。
コメントを頂いていたことに気づくのが遅れて申し訳ありません。

私が心底寒かった経験が少しでもお役に立てればと思います。
 
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