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木曜日, 2月 25, 2010

ASKA 10 DAYS SPECIAL 2010.02.21@東京厚生年金会館に行く
高音が伸びない「ニューノーマル」なASKAさんの魅力を考える 


久々のマジエントリーはASKAさんの10 Days Special 
グッバイ&サンキュー 東京厚生年金会館 -ここにあなたの足跡を-」という
やたら長いコンサート名のLiveに行ったお話しです。

東京厚生年金会館は遥か昔、
葉加瀬太郎氏のライブを観にいって以来、おそらく約10年振り以上です。
2010年3月末に閉館になるということなので、今回はそのさよならライブです。

前回のCHAGE兄の細道以来、レポートを書いていなかったのですが
実は細道の最終公演@五反田ゆうぽーとにも行っています。
正直、09年CHAGE兄のアコースティックライブ4回も見たので
ちょっと飽きてしまい、レポートを書くモチベーションがあがりませんでした。
09年12月ASKAさんの「昭和が見ていたクリスマス@東京国際フォーラム」も行ったりしています。

そのほか、まったく書きませんでしたがフジロック09はもちろん
SUMMER SONIC 09最終日や、COUNTDOWN JAPAN09/10初日とかも行っております

で。今回は2カ月振りという短いスパンでASKAさんを観にいったお話です。
何度も書いているのですが、私はCHAGE派ですので、そんな感じで読んで頂けるとうれしいです。
というわけで、いつものようにセットリストに感想を書く形でレポートいたします。

ASKA 10 Days Special グッバイ&サンキュー 東京厚生年金会館 -ここにあなたの足跡を-
2010年2月21日(日)@東京厚生年金会館 
【セットリスト&感想


平日ではなかったので、久々に開演から間に合いました
この日は15分遅れでスタート。

最初は幕が下りていて、そこに
CHAGE&ASKAの「SAY YESツアー」からのライブ+ASKAさんのソロツアーの一覧が文字で投影される
個人的には「電光石火」や「The Longest Tour」とか「あったなあ!」と懐かしくなる。
ところで電光石火ってなんのツアーだっけ?」と一緒に行った友人に聞いたら
電光石火も一緒に行っていたはずなのに「まったく記憶にない」と言われる。
そんなCHAGE&ASKAファン歴20年以上のコンビで観にいきました。

バンドメンバー登場&ASKAさん登場。
白いシャツを羽織って、インナーは紫の半そでTシャツ。
シルバーのネックレスをしていて、右ひざあたりが破れたGパンという服装でした>ASKAさん。
会場は1曲目からスタンディングでした。

1:L&R
シングルを買っていないので、初めて聞きました
話題のCHAGE&ASKA活動休止をテーマにした曲
歌詞を見たことあったので、L&Rとすぐに分かりましたが、曲調がおもったより明るくてびっくり
これが1曲目。ううん。よくわからない。

2:着地点
3:tattoo
この2曲も実はライブ中に曲名が思い出せなかった2曲。
Live後に友人と話あって、曲名判明。tatooはちょっとハスキーな歌い方が素敵でした。

4:風のライオン
個人的、今回のセットリストの中でもっとも「CHAGE兄」にいてほしかった曲
熱く語りますが、C&Aとして最後の(Alive in Liveを除く)「Double」ツアーで、
この曲のサビ前のハモりには、本当に涙が出るほど感動しました
これぞC&Aの真骨頂!っていう感じで。
こんなハモり、今時のバンドではできないでしょ!って。
で。まあ今回ソロのASKAさんで聞いて、名曲であるのは間違いないですが、
やっぱりCHAGE兄にASKAさんにまったく負けていない迫力でハモっていてほしかったです。
そこに本当に寂しさを感じました

MC:
たぶん、厚生年金会館の話
最初にライブを別のホールでやったときに
CHAGEがもっと大きいホールでやろう!って言ってこのホールでやることになった
というような話をしてました。
C&Aで東京厚生年金会館でやったのは、確か10周年の時だったような。
相変わらずMCでASKAさんも、CHAGE兄も、「僕たちが」っていう主語で話すところが
やっぱり「CHAGE&ASKAのファンでよかったかも」って思う瞬間だと、このMCで思った記憶。

5:LOVE SONG
CHAGE兄にいてほしいと思った2曲目
でもLOVE SONG大好きだし、聞けて嬉しかったです。

6:はるかな国から
7:ONE
ONEは久々に聞いて、ちょっといいなあ!って思いました。

8:はじまりはいつも雨
ここでこの曲。定番ですよね。やっぱり良い曲です。
ASKAさん、この曲はあんまり崩さないし、いつまでたっても安定感あります。
ただやっぱり高音が伸びきらないなあ...って思いました。
直後のMCで20年前の曲と言っていて、すごいびっくりしました。

MC:
「まあ座って」という話で、みんな着席。
「はじまり」が20年前の話っていうことで、
「昔は演歌の人はヒット曲が1曲あれば歌い続けられてすごいなと思ったけど、
よく考えたら、はじまりはいつも雨も20年前の曲だった」っていう話をしていました。

あと「カラオケ嫌い」っていう話もしてたのですが、ここのMCだったかな?

ASKAさんはカラオケに誘われても、極力行かないそうです
「CHAGEさんのパート歌えますから」とか「ワンフレーズだけでもいいんで」とか言われるそうですが、
ASKAさんは「全力で歌っちゃうから嫌」とのことでした。
全力で歌わないで「たいしたことないじゃん!」って思われたくないし、
観客が1人でもいると、やっぱり全力で歌いたくなる」とのこと。
ASKAさんらしいエピソードだなあと感心。
「町でカラオケに誘われているの見かけたら、間に入って止めてね」って言っていました。

思わず笑ったのが「カラオケでPride歌いながら、手を広げているの見たくないでしょ!」っていう話。
そうか。ASKAさん、やっぱりあれは意図的にやってるんだ!って納得。
C&Aで歌う時、ASKAさんに合わせて、CHAGE兄も(少し小さめに)手を広げるのを見ると
なんだか、いつも可笑しかった記憶があります。もちろんPrideには感動しているんですが。

9:Girl
girlきましたね!大好きな曲です。
ギターの前奏ちょっと暗い歌詞、本当に久々に聞けてよかったです。
同行した友人に「この曲IDだっけ?」って聞かれて、マジがっかりでした...。
girlいいですよねー。

10:No Way
Album「kicks」の中で「2番目に人気がなかった曲」(by ASKAさん)だそうで。
別になんていうか、普通のASKAさんの曲だと思いますが...
ちなみに一番、人気がないのは「kicks street」だそうです。

11:ロケットの樹の下で
一瞬、CHAGE&ASKAの曲だ!っていうことが分からないくらい馴染んでいました
この曲はASKAさんにあっています。

12:同じ時代を
まったく曲名思い出せず...。

MC:
ここはものすごーいロングランなメンバー紹介
十川知司さんがメンバーに入るのは久しぶりだなーと。
十川さんのこと「もじもじしている知司くん」とか言っていました。
ヴァイオリンのクラッシャー木村さんには「姉さん」と呼びかけ、
Ba.の大久保さんに対して「水玉」といい、かなり言いたい放題でした。

ここで思ったのが、年々、澤近さんが若返っている!ということ。
Doubleではすでに金髪だったと思いますが、時が止まったように澤近さんは変わらないですね...

13:WALK
あのWALKですね。この曲もASKAさんのソロでもあんまり違和感なかったです。
「ぼくーのすーべてがとまーる」のところで、
小さくいつもの両手を広げて止まるポーズをしていたASKAさんが素敵でした。

14:cry
曲名、思い出せなかった4曲目。
ASKAファンの方、本当にごめんなさい...。と会場で心の中で謝っていました。

15:晴天を誉めるなら夕暮れを待て
この曲ではもう、頭の上の手拍子で、会場は本日一番の盛り上がり!でした。
いやまあ、ASKAさん、こういう曲は似合いますよ!
バンドメンバーの方々も盛り上がり、ギターはASKAさんはさんで3人で演奏したりと
一番、ロックしている曲でした。

16:月が近づけば少しはましだろう
相変わらずド迫力の「月が近づけば」。
最後の「おーおおおー、なけてしかたなーい」っていう部分は、まったく衰えしらず
本当にすごい声出ていたし、この曲はさすがの私でもASKA縛りにあいます。
この日の感動のクライマックス

17:心に花の咲くほうへ
前も書いたような気がするのですが、
「こころにはなのーさくほーおにー」の部分、メロディも日本語もきれいで大好きです。

MC:
歌詞は色々考えて書いていて、なるべく狭いテーマで書くようにしている」
「本当はみんなと共有できるように歌詞を書く」
「けど、心に花の咲くほうへは自分のために書いた歌
といったお話でした。

18:UNI-VERSE
最近の明るい曲なので大好きです。
「あなたが泣くことはない」が余りに暗いのでユニバース聞くと安心します。

19:君が愛を語れ
この曲はASKAさんの曲の中で、もっとも大好きな歌です。
澤近さんのピアノの前奏を聞くだけでドキドキします。
(C&Aの最後のシングル「Man & Woman」も澤近さんの前奏のピアノが大好きです)
この日もやっぱりピアノの前奏を聴いて
「あーれからぼくらはー」のASKAさんの歌を生で聞いて、
本当に来てよかったなあ」って思いました。

ここまでで本編終了!ってASKAさんが自ら、舞台に線を引く動作をしながら宣言!
というわけで、相変わらず、アンコールのコールのないまま、アンコールです。

「何度も聞いて飽きている人がいるかもしれないけど、こんな曲ができています」
「毎回、らららーって言っているから、今日はルルルー?

っていう振りで、新曲!

EN1:新曲
歌はASKAさんのスキャットのみ
演奏はしっかりついていました。
聞いたイメージでは往年(BIG TREEやGUYSのちょっと後の頃)の
CHAGE&ASKAの明るい方のシングル曲っていう感じでした。
サビのところへのもって行き方が「らしいな」っていうイメージです。
どんな歌詞つくのか楽しみです。

エンディングは、エンドロール+最後のASKAさんが生放送で登場
ドラムの横に座って「本日はこれで終演です。お忘れ物がないように!」ってASKAさんのアナウンスで終了。
最後のASKAさん、ちょっとかわいかったです。


というわけで以上、おそらく2時間15分くらいの公演でした。

途中のどっかのMCで10周年の時に
「波が来ているって思ったけど、俺はロンドンに、CHAGEはMulti Maxっていうバンドやって」
そうやって僕らはつかず離れずやってきました。...今もそうかもね!
ってASKAさんが話していたのが印象的でした。

今回のASKAさん、高音が伸びないということを除けば、本当に声量は普段以上に出ていました。
でも、厚生年金会館の音響のせいか、座った席が悪かったのか、
なぜが低音のところがはっきり聞こえずに、バックバンドに音負けしていました。なんで?

「はじまり」とか古い曲で「ここ高音で伸びるところ!」っていうイメージがある曲だと、
ちょっとひっかかりを感じるのですが、最近の曲や、どんな状態でもど迫力の
「月が近づけば」とかだと、まったく感じさせないASKAさんのパワーはすごでいです。

MCは、最近のLiveと比べると「宗教ですか?」的な話は少なかったのですが、
とにかく、よく話題が変わるのと、話が完結しないまま別の話題にすぐいくのと、
なんか結局、なんのMCかよく分からないまま、毎回、終了しておりました...。

まあ、ASKAさんにありがちっていえば、ありがちなんですが、
一緒に行った友人は「やっぱりおかしいよね?」って言っていました。

というわけで、今回のライブで得た結論は、
ASKAさんの現状は、
今のASKAさんが普通の「ニューノーマル」っていうやつだと気づいた!
ということです。
ニューノーマルでも、またASKAさんのツアー行きますよ。もちろん。

その前にCHAGE兄の「渋茶会」(これはちけっとゲット済み)とか
「CHAGEの細道2010」とか行くと思います。

ASKAさんのツアーは2010年後半から2011年にかけてですね。
その前に、普通のニューアルバム出そうなので、楽しみにしています。



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