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水曜日, 12月 03, 2003

Yahoo!の障害から国内検索サイトの順位を考える 



下記のentryで「Yahoo!が止まってます」と書いたら
gooインフォシークも止まってたんですねえ。

この話は毎日新聞が詳しいです。こちらです。

で、後追いで日経新聞がこんな解説をしております。

簡単に記事の内容をまとめると。
Yahoo!が止まった結果、gooinfoseekアクセスが集中して
後者の2つが耐え切れなくなり、止まったり、動作が不安定になったりしたようです。

止まった原因として
日経新聞に「3つともGoogleを利用していた」と書いてありますが
私が調べてみたところ同時刻にGoogleは機能していたし、
Yahoo!などで利用しているGoogleのデータベースはGoogleの更新よりも
日付などが遅れているので(=バッチ処理っぽいので)、
Googleは余り原因ではないと思われます


これら一連の流れから、国内の検索エンジンにおいて
Yahoo!の圧倒的な強さが明らかになった、と思います

gooとinfoseekのアクセスが耐え切れないほど、Yahoo!はアクセス数があったということなので。

で。Yahoo!がとまったことによって停止するほど処理能力を超えたのがgoo。
ということは、Yahoo!の次に、日本で知名度が高いのはgooということでしょう。
次が動作が不安定になったinfoseekというのが分かったと思われます。

gooとinfoseekのサーバー等の処理能力はほぼ同等だと考えられます。
理由はこのentryの下のほうに書いてあるのですが、この両者の検索エンジンのアクセス数はほぼ同じ
だと考えられるからです。


ここまで考えて。
なぞなのがGoogleの「google.co.jp」の順位なのですが、
Yahoo!からもgooからもinfoseekからも、
Googleは利用できてしまうのでカウントが難しいです。

が、IT玄人google.co.jpgoogle.comをかなり使っていると思います。

さらにこのtokyo-lifeのアクセス解析をすると、Yahoo!から来ている人が最も多いので
国内検索サイトの利用頻度(知名度)の順位は

Yahoo!→google.co.jp/google.com→goo→infoseek

という感じではないでしょうか。

さらに。
ほかの角度から検索エンジンの順位が分かるのがトップページの広告料
ちょうど今日、日経新聞にバナー広告の広告料のニュースが載っています。

gooinfoseekもトップページの広告をともに300万円に値上げします。
値上げ幅はgoo50万円で、infoseek100万円。

バナー広告の料金は、ヒット数
そのサイトを見る人の性質(ターゲット)によって左右されますが
検索ポータルはターゲットにほぼ差がないので
ヒット数で広告料金が決まっていると考えられます。

ということは、gooとinfoseekはかなり拮抗していると推察できます。
というかinfoseekが追い上げているということでしょう。

うわさでYahoo!は1000万円代と聞いたことがあります。

そんなわけで今日はかなり真面目に色々考えてしまいました。
私はGoogleツールバー派なんですが。

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